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特集

補  聴  器
 
  1補聴器の種類
   
   補聴器はその形状から箱型(ポケット形)、耳掛け形、挿耳形(耳あな形)、眼鏡形があります。

 補聴器はマイクロホンから入力された音が増幅され、イヤホンから出力される信号処理系とそれを調整、制御する制御系から成っていますが、信号処理法として、アナログ、デジタル、制御方法として、アナログ、デジタルがあります。
 また、増幅方法の違いによりリニア(線形増幅)、ノンリニア(非線形増幅)に分けられます。

 最近、新聞広告でもてはやされていますデジタル補聴器とは、この信号処理をデジタル、制御をアナログで行ったものをいい、ともにデジタルで行ったものをフルデジタルといいます。

 対象とする難聴のレベルから軽度、中等度、高度難聴用などがあります。
 補聴器の形から1996年の日本での実態をみますと耳掛け形44%、耳あな形38%、箱形18%でしたが最近は耳あな形を希望する方が多くなっています。
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