Welcome To This Home Page!
応急処置について

耳鼻咽喉科の異物
 
  3咽頭異物
 
◎咽頭異物への対応とその処置
 
 

 異物として最も多いのは魚骨で、さんま、いわし、うなぎ、さば等が多く、ひっかかると唾液、水を飲む時や飲食物を飲み込む時の痛み(嚥下痛)や異物感を訴えます。

  一般にはご飯の丸呑みを試みるようです。やってはいけないと私達はいいますがやってみますよね。
 1・2度丸呑みしても症状が残る時は早めに耳鼻咽喉科を受診して下さい。大半は扁桃にひっかかっていますが場合によっては、もっと奥の舌のつけ根まで落ちていることもあり、顕微鏡やファイバースコープを使って魚骨を探します。扁桃で、長い魚骨であれば容易にとれますが1〜2mmのものではみつけるのに苦労することもあります。

 舌根部に刺さったり、落ちているものは少しやっかいで耳鼻咽喉科医の腕のみせどころになります。
 麻酔をしてとりますので心配ありません。早めに受診して頚部蜂窩織炎<ケイブホウカシキエン>、膿瘍形成等の合併症を起こさないように注意したいものです。

<< 2鼻腔異物 4喉頭、気管、気管支異物 >>
 
もどる
ライン