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| すぐ耳鼻咽喉科を受診された方が良いと思います。 のどの奥の下方にある喉頭蓋（コウトウガイ）という部位が炎症を起こして急に腫れてきている状態で急性喉頭蓋炎といいます。 口を開けてのどを見てもここは診られませんが、耳鼻咽喉科ではこの見えにくい部位を簡単に診ることができ、容易に診断がつきます。 喉頭蓋の腫脹が進行しますと、呼吸困難となり最悪の場合は窒息死につながります。のどが痛く、唾液も飲めないので受診したけれどのどの所見はたいしたことがないといわれた時は要注意です。 この疾患の嚥下痛＜エンゲツウ＞はのどの真中のことが多く、とても食餌、水分を摂れる状態ではなく、直ちに適切な治療を開始しなければ危険な状態になりますのでご注意下さい。 この喉頭蓋炎と同様に咽頭の所見が見られず嚥下痛のみが特に強い疾患に亜急性甲状腺炎という疾患があります。前頚部の下の方で鎖骨の少し上のところが痛く、さわったり、押すと痛いのが特徴です。 この亜急性甲状腺炎という病気も時に見落とされ易い疾患ですので、嚥下痛が咽頭（のど）なのか首（頚部）なのか医師によく説明していただければよろしいかと思います。 |
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