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診断内容

Condition2
  突然、クシャミを連発し、鼻水が流れはじめたと思ったら、夜は鼻がつまって眠れなかった。
 
 症状が出始めた時期にもよりますが、皆さんよくご存知のアレルギー性鼻炎ですね。

 その中でも現代病として話題になっているのが花粉症でしょう。
 本州ではスギ花粉症が猛威をふるい社会問題にまでなっていますが、幸いに北海道ではスギ花粉症はありません。

 それでは北海道の花粉症について、少し説明します。3月下旬からハンノキの花粉が飛びます。最近、この花粉症の方もふえているように思います。そして、今や北海道の花粉症の王様であるシラカバの花粉が4月下旬からゴールデンウィークにかけていっきに飛びますので行楽に出かける方々は注意が必要ですね。
 5月中旬でシラカバ花粉症も終わりますが、ここで少し注意しておきたいことがあります。
 シラカバ花粉症の患者さんに果物過敏症を持っている方がいるということです。リンゴ、サクランボ、モモ等の果物を食べると、のどや口腔粘膜、また舌が急にはれたり、かゆくなり、時にはのどの下方の喉頭というところがはれると呼吸が苦しくなり、のどがゼイゼイと鳴ることがあります。

 このような症状が出た時は早めに受診された方が良いと思います。この花粉症にかわってイネ科の花粉が5月下旬から7月中旬まで続きますが、多くは6月下旬までに症状がでます。
 夏真っ盛りの頃は花粉も夏ばてでおとなしくしていますが、この時期はクーラーが入り、ホコリ、カビが飛散し、さらに冷気が鼻を刺激して花粉症と同じ症状で受診する方がかなりいますのでクーラーを使う職場や家庭では注意が必要でしょう。

 夏も過ぎてお盆休みも終わるころからキク科のエゾヨモギの花粉が飛びます。この花粉症は9月中旬には終わります。

 鼻水やくしゃみがつづく時は、カレンダーを見る習慣をつけましょう。その月日を記憶しておきますと花粉症かどうかを判断する良き材料になります。
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