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応急処置について

耳鼻咽喉科の異物
 
  5食道異物
 
◎食道異物への対応とその処置
 
   飲食物が食道に停滞して胃に落ちていかない状態で小児では口の中に固形物を入れて遊んでいた時が多く、大人ではうっかりと、或いは誤って飲み込んで起こります。

 異物としては小児では貨幣、電池が多く、大人では義歯、PTP(薬剤の包装パック)、比較的大きい魚骨、肉類が主な異物です。
 症状としては、嚥下痛、嚥下困難、呼吸困難、胸痛、嘔吐で早期に摘出されなければ、時には食道周囲炎、縦隔洞炎<ジュウカクドウエン>、食道穿孔<ショクドウセンコウ>等生命に危険な合併症を起こす可能性がありますので、すぐに病院を受診して全身麻酔下での摘出術が必要です。

 最近は高齢社会のためかPTP異物が多くなっていますので薬剤を内服する際はくれぐれも注意して下さい。
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